こんにちは。梶本と申します。
湘南エリアにある寒川という町で『パンドラのはこ』という名前の、ハンドメイドのお店を展開しています。
パンドラを利用してくださる皆さんは、「かじぃさん(または、かじさん)」と呼んでくださいます。
私の詳しい経歴についてはこちら。
目次
5/29~6/30 営業時間が変わります
期間限定なのですが、5/29~6/30の期間。
パンドラの平日の営業時間が14:00~17:30となります。
営業時間変更の理由
①緊急事態宣言解除に伴い、小学校が再開となるため
もうすでに緊急事態宣言が解除になったエリアもありますが、パンドラがあります神奈川県はまだ5/23時点で緊急事態宣言が解除になってはいません。
しかし、もう間もなく緊急事態宣言が解除になるのではないか?という動きが出てきています。
あなたもご存じの通り、パンドラのはこというお店はオーナーが1人で運営しているお店です。
そして、私には小学生になる息子が2人います。
特に、次男は今年の4月に1年生に上がったばかり。
緊急事態宣言が解除になると学校生活がスタートしますね。
さてここで、1つの問題が浮上してきました。
小学生をお持ちのご家庭はお分かりの通り、入学式を迎えて数日は、保護者が学校までお迎えに行く期間があるのです。
それも、午前中の帰りからスタートなんですね。
勘違いされている方も多いのですが、私はパンドラのはこに住んでいるわけではありません。
住所は神奈川県の中のパンドラがある寒川町とは別の市にあって、毎日、パンドラに通勤しているのです。
小学校が午前中で終わってお迎えに行くとなると、お迎えの時間のタイミングで必然的にパンドラへは通常の時間で通えなくなります。
そのため、息子のお迎えが終わってからパンドラへ出勤という形で時間の調整を取らせて頂きます。
②営業時間の調整をしても作品購入率が減らない自信があるため
パンドラをよくご存じのあなたなら、もうお分かりですね。
店舗の営業時間が短縮になったとしても、パンドラの作品購入率は大きく変わりません。
なぜなら、パンドラに足を運んでくださるお客様の大半は一見さんではないからです。
パンドラのファンのお客様。そしてパンドラに作品を預けてくださっている、作家さんのファンのお客様が大半なのです。
パンドラは現在120名を超える作家さん方が作品を預けてくださっています。その作家さんお1人お1人を気にいってくださっている「ファンのお客様が付いている作家さん」がパンドラには何人もいらっしゃいます。
ファンのお客様は「大好きな作家さんが作る、この作品を購入したい」と、作品がお店に並ぶ前からSNSでチェックをされているので、納品前はもちろん、パンドラの営業時間前から「○○さんの、この作品が届いたらお取り置きでお願いします!」と連絡が入ってきます。
そうです。
パンドラの店舗の営業時間とは無関係に、メールやSNSやLINEから、沢山の作品のご注文が入るのです。
そしてそれは、お店に来店をされて作品を購入される率より、確率的にも遥かに数が多いのです。
これもお店を動かす側の目から見た、景色の1つですね。
この状況があるからこそ、パンドラは短時間の営業時間でも作品をお客様にお繋ぎする自信があるのです。
実際、4月は「緊急事態宣言中につき店休」の表示にしていたにも関わらず、過去最高の作品売上高を記録しています。
…マスク以外の作品の売上げが7万以上あった作家さんが何人もいましたよ。
緊急事態宣言中(現在)のパンドラ
多くのお店が営業時間短縮や、営業自粛を行っている中、4月は「店休」の表示こそしていましたが、実際は平常通りopenし、夜も日付が変わるギリギリまで。このような形で今も私はパンドラで働いています。
それは、作家さん方が作る作品の1つ1つが本当にいとおしいから。
もっともっと作家さん方が太陽の光を浴びて輝いて活躍してほしいからに他なりません。
家族や子どもたちとの時間がほとんど取れない中で、作品と、そして作家さんに向き合って緊急事態宣言中も終日営業を行ってきました。
live配信に力を入れたり、SNSのアカウントを増設して動かしているのも、オンラインサロンの方でコロナ後のハンドメイドの販売についての考察をあげているのも、afterコロナを見据えて、パンドラを利用してくださっている作家さん方が少しでも困ることが無いように準備を行ってきています。
私は緊急事態宣言中に、連日お店を明け、お客様の対応をし、ネット通販とliveコマースを活性化させて作家さん方と次のステージへ進むための基盤を作ってきました。
緊急事態宣言中。この期間にいわゆる普通のお母さんが出来て当たり前のことを、私は自分の息子たちに何もしてあげられなかった。
緊急事態解除後、ほんの少しの期間、息子たちに「お母さん」を返してはくださいませんか。
パンドラを閉める訳ではない、学校生活でお迎えが必要なくなるまでの間の、限定的な時短営業です。
学校生活をスタートする息子たちに必要な時間を、与えてはくださいませんか。
最も、パンドラの作家さんは、皆さん私のこのような状況も以前から察知してくださって、私は本当に温かい言葉を皆さんから頂いてきました。
「かじぃさん働きすぎだよ」「私たちに何かできることあったら言ってくださいね」「こんな夜中までいつも有難う」「もうすぐ終電だね。気を付けて帰ってね」「ネットから作品紹介してくれてありがとう」「liveから作品紹介してくれてありがとう」「インスタから紹介してくれてありがとう」そんな皆さんからの温かい言葉に支えられているからこそ、またそれが明日のパンドラを動かす原動力にもなっているのです。
今回は、営業時間の短縮という物理的なことで作家さん方にはご迷惑をお掛けしてしまいます。が、戦略を持たないまま無暗に営業時間の短縮を行うわけではありません。
このことを頭の片隅にでも置いておいて頂いて、作家さん方は有意義なハンドメイド活動を楽しんでもらえたらと思います。