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パンドラのはこは、箱貸し(レンタルボックス)型のハンドメイド雑貨屋。

アクセサリーや雑貨、洋服、パワーストーン、コーヒーまで、作家さんが想いを込めて作った作品と出会える場所です。

営業時間 :9:30~17:30(水曜定休)

パンドラのはこは、箱貸し(レンタルボックス)型のハンドメイド雑貨屋。アクセサリーや雑貨、洋服、パワーストーン、コーヒーまで、作家さんが想いを込めて作った作品と出会える場所です。

伸びる作家さんと、伸びない作家さん

自分のことかと心配になった方へ

今回は、ハンドメイド作品ではなく「作家さん」についてフォーカスしていきたいと思います。

まず、初めに誤解を招かないようにお伝えしておきます。

ここの記事であがって来る「伸びない作家さん」は、こちらのオンラインサロンのメンバーさんの中にはいらっしゃいません。何故なら、オンラインサロンへ登録されていることが、学ぶ意思、向上していく意思と判断されるからです。

中には、記事を読んでいく中で「これって、私のことかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まず違います。そもそも、サロンのメンバーさんに読んで欲しくない内容のものを、この場にupするわけがないのです。

パンドラは、常時100人以上の作家さんが在籍しており、解約や新規の方の回転も含めると、この2年間で実に500人~1000人くらいの方とのやり取りを行ってきています。

万が一、自分と重なる部分があったとしたら…。

それはスタイルが自分とよく似た、別の方でしょう(笑)

しかし、この際、いい機会なのでマズイ部分に気が付いた方は、改善していく良い機会として直していきましょう。

伸びる作家さんと、伸びない作家さん。その違いは?

お店を運営していると、沢山の作家さんとの出会いがあります。

パンドラに来られてから昇り龍のようにぐんぐんと頭角を表していく作家さんもいれば、売上げが伸び悩んでパンドラを辞めてしまわれる作家さんもいます。

では、なぜ双方に違いが出てくるのか。

同じ、ハンドメイドで作られている作品なのに。

ここでは、敢えて「伸びない作家さん」に焦点を当てていきます。

伸びない作家さん。逆に、伸びない作家さんが無意識にやってしまっていることをやめて改善すれば、伸びる作家さんに転ずる可能性が高くなりますね。

では、一体なぜ、「伸びない」のでしょうか?

お客さん目線の作家さん

この「お客さん目線」というのは、「お客様の目から見た作品の使いやすさ」など、作品に関連する部分ではありません。

極端に言うと「私は作家よ!私は客よ!さぁ、お店は私のを売りなさいよ!何故なら私は客だから!!」というような、「自分自身がお客様」のマインドを強く持っている作家さんのことを指します。

もちろん、パンドラから見たお客様は=(イコール)作家さんでもあるので、それもあながち間違いではありません。しかし、作品を購入してくださる作家さんのお客様から見ると、作品を作っている人は職人であり、事業者であり、取引しているビジネスマン。

つまり、「お客様がお金を支払ってお買い物をする」時点で、作家さんは「お客様」ではなく「事業者」「1つの企業」なのです。

パンドラが目指しているのは B to B 

パンドラとして、作家さんとのお付き合いで意識していることの1つに「B to B」があります。「B to B」とは、「Business to Business」つまり、企業間取引のことを言います。パンドラは仕事上の取引先として作家さんと向き合い、契約を交わし、利用頂いているのです。

これに対し、作家さんと作品を購入してくださるお客様の関係性は「B to C」これは、企業(作家さん)対、一般的な個人(お客様)になります。

先にあげた「お客さん目線の作家さん」は、どこに当てはまるかというと、「C to C」になります。C to C は、個人(作家さん)対個人(お客様)。つまり、個人間取引のビジネススタイルになります。

この、C to C のスタイルは、ハンドメイド作家さんにとって諸刃の剣ともいえる販売スタイルのため、私は個人的にはあまり推奨したくありません。

C to C の取引スタイルには、大きな弊害も潜んでいるからです。

C to C の弊害

いわゆる、フリマやイベント出店、フリマアプリなどが、こちらの「C to C」に当てはまります。

個人間のやり取りになるため、何かトラブルが起こった時の対処の責任は、当然のことながら個人が負います。売買についても、驚くほどの安価で提供されていたり、さらにそこから価格交渉をされて断り切れずに値下げをしてしまうことも‥‥。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

それは、「個人間での取引だから」に外なりません。

悪い言い方をしてしまうと、企業ではない分、個人は甘く見られているのです。

そして甘く見られてしまうのは、ビジネスの在り方だけではありません。作家さん自身のブランド(屋号)、作品のクオリティ、作品の価格、製作をされている作家さんですら、甘く見られてしまいがちになってしまうのです。

実際にあった例

実際に「私はお客様よ!」というマインドの作家さんの作品の動きがいかがなものかというと、残念ながらほとんど購入されません。以前パンドラで実際にこんなことがありました。

その作家さんは、300円均一のアクセサリーを製作されていました。しかし、300円という安価にも関わらず、1つも購入に繋がらなかったのです。

一度はパンドラを解約されたのですが、パンドラのBOXの価格体系が変わってから、その作家さんは再びひょっこりやって来ました。そしてネットショップminneのページを開いてこう言ったのです。

「今この作品が人気があるので、この人と同じ作品を作ろうと思っているんです。売れますか??正直に答えてください」

 

正直に答えてください、とご希望でしたので、正直に答えさせて頂きました。

「まず、このネットショップの作品は、あなた自身の作品ですか?あなたの作品でないのであれば、その方に同じものを作って販売する許可を取られていますか?」

「申し訳ないのですが、正直に申し上げます。いくら、可愛い作品でも、ネットで人気の作品でも、ここのお店に、あなたの作品があることを誰も知らないと、あなたの作品はお客様に購入されません。ネットショップで一定の実績を上げておられるのでしたら、ネットショップのお客様を大切にされてはいかがでしょうか。」

 

委託販売のお店は、沢山の作家さんの作品をお預かりします。

中には、計らずも作品のテイストが重なってしまうこともあるでしょう。

しかし、まさかこれから意図的に作することを宣言して申し込みに来られるとは!!!!

 

委託販売のお店は、作品を手に取って確認が出来るので、心無い、モラルの無い作家さんに作品をマネされてしまうリスクも時に起こります。お店は、作家さんを守るために事前に防げるのであれば、防ぐ必要もあると私は思うのです。

パンドラは、お店としてネットショップの作家さんに使用許可を取っていないのであればお預かり出来ないこと(※ネットショップの作品が商標登録をされていたかどうかは不明ですが…)をお伝えしました。

その作家さんは、その場では納得された様子でご帰宅されたのですが、その数時間後。

 

「お店を出てから悔しくて泣きすぎて私は過呼吸になって、救急車で病院まで来た!私はお客様ですよ!!!」

 

という、面白いクレームを頂戴しました。

 

お店を出た後のことなんて知らんがな。泣くも泣かぬも、自己責任じゃ。

さすがに、そのような返答こそしませんでしたが、「私はお客様よ!!!」の言葉からも分かるように、彼女は事業者としての心構え、モラル、考え方、意識に至る部分が著しく欠けていたのです。当然ながら、パンドラとしてもそのような事業者さんとのお取引はお断りしたいところ。彼女の中でほとぼりが冷めた頃にパンドラにまたひょっこりと現われるかもしれませんが、いくらBOXに空きがあったとしても、盗作のリスクが高い作家さんと分かっているので、BOXの利用が叶うことはないでしょう。

お金を頂くことへの自覚

今ふと思うのですが、先の「私はお客様よ!!!」と言い放った方は、作品を購入してくださるお客様を前にしても「私はお客様よ!!!」と言うのでしょうか?言うにせよ、言わないにせよ。いずれにせよ、お金を頂いていることに対しての自覚、意識が低すぎるなぁと心底驚いたケースです。

お金を頂くということは、その作品やサービスに対して「支払う価値」を見出してくださったということ。支払うという行為は「有難う」の代価に匹敵します。

そもそもパンドラに対しても「作品を預かってくれて有難う」「お客様に紹介してくれて有難う」「SNSからも紹介してくれて有難う」の気持ちを微塵も持っていないからこそ「私はお客様よ!!!」紹介?やってもらって当然よ!だって私はお客様だから!!と思われていたのでしょう。

パンドラが提供しているのは「作品を展示販売出来る場所の提供」「売上げを上げていくための情報提供のサービス」なので、作品を販売することを「当たり前」と捉えている「お客様目線の作家さん」の作品は、残念ながら動かないのです。自分の作品に責任を持つこともしなければ、自分の活動、作品を拡げていく自己努力もしないので、当然の結果です。

厳しいようですが、残念ながら、まず知られなければ、売れることには繋がらないのです。

そして、知られることが難しいこの時代の中、私たちは敢えて茨の道を進みながらハンドメイドの活動をしているのです。

「個人のお店屋さんごっこ」から抜け出して、ちゃんと「作品を胸張って売れる業者」になるために。

「作家=事業者」というマインドをしっかり持って、各々のお客様に対峙していきたいですね。(お互いにね(笑))

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